Soyuz TMA-16M
Image credit: Roskosmos
 ロシアのタス通信は3月23日、ロシアが開発中の新宇宙船「ソユーズMS」の1号機の打ち上げが、2016年3月18日に行われるだろうと報じた。
 ソユーズMSは、現在運用されているソユーズTMA-M宇宙船を改良した宇宙船で、船体の素材が見直される他、自動ランデヴー・ドッキング・システムや太陽電池、スラスターが新しくなり、さらにGPSとGLONASSを使用する新型航法システムが搭載されるなど、さまざまな部分に大幅な改良が加えられる。すでに一部の搭載機器は、プログレスM-M補給船に搭載され、宇宙空間で試験が行われている。
 また今年7月30日には、ソユーズMSとほぼ同等の改良を無人のプログレス補給船に施した「プログレスMS」の1号機が打ち上げられる予定となっている。このプログレスMSの1号機には国際宇宙ステーションへ向けた補給物資が搭載されるが、ソユーズMSに施される改良部分が問題なく動作し、宇宙飛行士を乗せて打ち上げても大丈夫かどうかを確認するための実証機という意味合いも強い。ソユーズMSの2016年3月18日打ち上げという日程は、このプログレスMSの初飛行が成功するかどうかにかかっている。
 ソユーズMSの1号機に搭乗する宇宙飛行士は、アレクセイ・オブチニン宇宙飛行士(ロスコスモス、ソユーズのコマンダー)、オレッグ・スクリポチカ宇宙飛行士(ロスコスモス、ソユーズのフライト・エンジニア)、ジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士(NASA、ソユーズのフライト・エンジニア)の3名が予定されており、彼らは国際宇宙ステーションの第47/48次長期滞在員として、約半年間滞在し、地球に帰還する計画だ。
■ТАСС: Космос – Первый запуск новой версии космического корабля “Союз” может состояться в марте 2016 года
http://tass.ru/kosmos/1849180

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