ソユーズTMA-15M宇宙船、打ち上げ成功 ISS長期滞在員が搭乗

Soyuz-FG launches Soyuz TMA-15M
Image credit: ESA–S. Corvaja, 2014
 ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)は11月24日、ソユーズTMA-15M宇宙船を搭載したソユーズFGロケットの打ち上げに成功した。ソユーズTMA-15Mには国際宇宙ステーション(ISS)の新しい長期滞在員が搭乗しており、打ち上げから約6時間後にISSへ到着する予定だ。
 ロケットは現地時間2014年11月24日3時1分(日本時間2014年11月24日6時1分)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の31/6発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、約9分後にソユーズを軌道に投入した。
 現在ソユーズTMA-15Mは単独で飛行しており、太陽電池パドルやアンテナなどの展開も成功し、ISSに向かって航行中だ。ISSとのドッキングは24日11時50分(日本時間)に予定されている。
 ソユーズTMA-15Mは、2010年に登場したソユーズ宇宙船シリーズの最新型、ソユーズTMA-Mの15号機にあたる。ソユーズTMA-MはソユーズTMAを改良した機体で、構造材料の見直しや、コンピューターをはじめとする多くの機器が更新されたことで、約70kgの軽量化や、消費電力の削減に成功した。また、より高い精度での軌道変更も可能となり、さらに事前にISSの軌道を調整すること、打ち上げのタイミングを合わせることといった条件を設けることで、約6時間でのドッキングも可能となった。これにより宇宙飛行士のストレスは大きく軽減されることになった。
 今回打ち上げられた宇宙船には、アントン・シュカプレロフ宇宙飛行士(ロスコスモス、ソユーズのコマンダー)、サマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士(ESA、フライト・エンジニア)、テリー・バーツ宇宙飛行士(NASA、フライト・エンジニア)の3名が搭乗している。彼らはISSの第42/43次長期滞在員として、2015年5月12日まで宇宙に滞在する。
 なお、現在ISSには、第41/42次長期滞在員のバリー・ウィルモア宇宙飛行士(NASA、ISSのコマンダー)アレクサンダー・サマクチャイエフ宇宙飛行士(ロスコスモス、フライト・エンジニア)、エレナ・セロヴァ宇宙飛行士(ロスコスモス、フライト・エンジニア)の3人体制で運用されている。ここに今回打ち上げられた第42/43次長期滞在員の3名が加わり、6人体制での運用となる。第41/42次長期滞在員の3名は、現在ISSに係留中のソユーズTMA-14M宇宙船に乗り、2015年3月12日に地球に帰還する予定だ。
■Состоялся запуск пилотируемого корабля «Союз ТМА-15М»
http://www.federalspace.ru/21141/

関連記事

ページ上部へ戻る