フィラエ、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ着陸 成否は不明

Rosetta’s Philae probe lands on comet
Image credit: ESA
 欧州宇宙機関(ESA)の彗星着陸機フィラエが12日、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ着陸した。しかし、彗星表面に機体を固定させるための銛が発射されていないことが判明し、現時点で着陸位置や機体の姿勢など、着陸の成否に関する正確な状況は不明だ。
 フィラエは11月12日17時35分(日本時間、以下同)に、母機である彗星探査機ロゼッタから分離され、約7時間をかけて降下を続けた。そして11月13日1時3分、フィラエから彗星表面に到達したことを示す信号が届いた。機体を彗星に固定させるための銛も発射されたことが確認され、着陸は成功したと発表された。
 しかしその後の調査で、着陸はしたものの、実際には銛が発射されていなかったことが判明し、また当初の着陸位置から移動していること、つまり機体が固定されていないことを示すデータもあるとされ、運用チームでは再度発射することを検討しているとのことだ。
 また、機体の着陸位置や姿勢などもまだ不明であり、着陸が成功したか否かは断定できない状況だ。
 今後、探査機から送られてくるデータや写真などから、さらに調査するとしている。
■Touchdown confirmed for Philae at 17:03 CET | Rosetta – ESA’s comet chaser
http://blogs.esa.int/rosetta/2014/11/12/touchdown-confirmed-for-philae-at-1703-cet/

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