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Image credit: NASA
 オービタル・サイエンシズ社は10月24日から25日にかけて、シグナス補給船運用3号機(Orb-3)を搭載したアンタレス・ロケットを、ロケット組立棟から発射台へと移動させた。今回のアンタレスは第2段に新しいロケット・モーターを装備しており、今回が初めての打ち上げとなる。ロケットは10月27日に、国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられる予定だ。
 ロケットは現地時間10月24日16時45分、米ヴァージニア州にある米航空宇宙局(NASA)のワロップス飛行施設内のロケット組立棟(Horizontal Integration Facility)を出発し、0A発射台へ向けて移動を開始した。そして25日未明に発射台に立てられ、現在打ち上げに向けた準備が進められている。
 当初、打ち上げは10月中旬に予定されていたが、ロケットの飛行追跡局があるバミューダ諸島をハリケーン「ゴンサロ」が直撃したことで延期されていた。
 打ち上げは現時点で、米東部夏時間2014年10月27日18時45分(日本時間2014年10月28日7時45分)に予定されている。予定どおり10月27日に打ち上げられた場合、ISSへの到着は11月2日に、またISSからの離脱は12月3日に行われることになっている。
 また今回の打ち上げでは、アンタレス130と呼ばれるバージョンが初めて使用される。アンタレス130は第2段にキャスター30XLと呼ばれるロケット・モーターを装備した機体で、従来の打ち上げで使われていたキャスター30Bと比べて性能が高く、打ち上げ能力が500kgほど向上している。これにより、今までよりも多くの物資をISSへ輸送することが可能となる。NASAとの契約では、今後少なくとも5回のシグナス補給船の打ち上げが予定されているが、そのすべてにこのアンタレス130が使用される予定だ。
 今回打ち上げられるシグナスOrb-3には、およそ2,290kgの物資が搭載されている。また、マーキュリー計画の宇宙飛行士オリジナル・セヴンのひとり、ドナルド・ケント・ディーク・スレイトン氏にちなみ、「SSディーク・スレイトン」という愛称が与えられている。
写真=NASA。
■ISS Commercial Resupply Services Mission (Orb-3)
https://www.orbital.com/NewsInfo/MissionUpdates/Orb-3/default.aspx

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