GSLV Mk-III
Image credit: ISRO
 インドの英字紙『The Hindu』は10月17日、インドの新型ロケットGSLV Mk-IIIの初打ち上げが、11月中に行われると報じた。
 これは、先日のIRNSS-1Cを搭載したPSLVロケットの打ち上げ成功後に、インド宇宙研究機関(ISRO)のラーダークリシュナン総裁が明らかにしたもので、「私たちはこの45日以内に、わが国でもっとも強力なロケットとなるGSLV Mk-IIIと、比類なき宇宙船の試験機とともに、この発射場に戻ってくることになるでしょう」と報道陣に語った。
 GSLV Mk-IIIはインドが開発中のロケットで、Mk-IIIという名前ではあるものの、現在運用中のGSLV Mk-IIとはまったく異なる新型の機体となる。同国としては過去最高となる静止トランスファー軌道に4tの打ち上げ能力を持ち、商業衛星や惑星探査機、そして有人宇宙船の打ち上げに使うことも想定されている。
 ISROの液体推進システム・センターのChandradathan所長によれば、「すでに機体は完成しており、現在は試験の段階にあります」とのことだ。
 最初の打ち上げでは第3段を搭載せず、両脇の固体ロケットを使用する第1段と、それらに挟まれる形に位置する中央の第2段のみで行われ、地球を回る軌道には乗らないサブオービタル飛行になる。またインドが開発中の有人宇宙船の無人試験機を搭載し、再突入の試験も行われる。
 今回の試験の結果によっても変わるだろうが、現段階では、GSLV Mk-IIIの軌道飛行は2016年に行われる見通しとなっている。
■GSLV-Mark III launch in 45 days, says ISRO chief – The Hindu
http://www.thehindu.com/sci-tech/science/gslv-mark-iii-launch-within-45-days-isro-chairman/article6505150.ece

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