Falcon 9 on the Pad
Image credit: Asia Satellite Telecommunications
 スペースX社とアジアサット社は9月6日、ファルコン9 v1.1ロケットによる通信衛星アジアサット6の打ち上げを、米東部夏時間2014年9月7日0時50分(日本時間2014年9月7日13時50分)に設定したと発表した。スペースX社による打ち上げ生中継は20分前の0時30分(日本時間13時30分)から始まるとのことだ。
 打ち上げ場所は米フロリダ州のケープ・カナベラル空軍ステーションのSLC-40で、同ステーションを管轄するパトリック空軍基地の気象情報によれば、7日の打ち上げ時間帯においては70%の確率で、また翌日の同時間帯は80%の確率で、打ち上げに適した天候になると予測されている。
 当初、打ち上げは8月26日に設定されていたが、22日に発生したファルコン9-R試験機の事故を受け、調査のために1日延期され、27日に再設定された。しかし、27日の打ち上げもまた延期された。スペースX社によれば、22日の事故を受けて、今回打ち上げられるファルコン9を、今一度詳細に再調査をすることにしたためだという。しかし、NASASpaceflight.comなどによれば、打ち上げが延期となった実際の理由はロケットの第2段からのヘリウム漏れであったという。
 アジアサット6は、スペース・システムズ/ロラール社が製造した衛星で、打ち上げ時の質量は3,700kg、東経120度の静止軌道において運用され、設計寿命は15年が予定されている。またタイコム社のタイコム7としても運用される。
 今回の打ち上げでも前回と同じくファルコン9 v1.1が使われ、着陸脚を装備せず、第1段の回収実験も行われない。投入軌道も185 x 35,786km、傾斜角25.3度の、通常の静止トランスファー軌道である。
■Asia Satellite Telecommunications Co. Ltd. – AsiaSat 6 Launch Reschedules to 7 September at Cape Canaveral
http://www.asiasat.com/asiasat/EN/upload/doc/pressrelease/news_e20140906.pdf

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