Falcon 9 v1.1 conducted static fire test on the Pad
Image credit: Asia Satellite Telecommunications
 中国の香港に本拠地を置くアジア・サテライト・テレコミュニケーションズ(アジアサット)社は8月25日、同社の新しい通信衛星アジアサット6を搭載したファルコン9ロケットの打ち上げが、米東部夏時間2014年8月27日0時50分(日本時間2014年8月27日13時50分)に設定されたと発表した。
 打ち上げ場所は米フロリダ州のケープ・カナベラル空軍ステーションのSLC-40で、同ステーションを管轄するパトリック空軍基地の気象観測情報によれば、27日の打ち上げ時間帯においては、80%の確率で打ち上げに適した天候になると予測されている。
 ファルコン9は今月5日にアジアサット8を打ち上げたばかりで、わずか1ヶ月足らずの間に、同じ発注元からの衛星を、同じロケットで、同じ射場から打ち上げることになる。
 今回の打ち上げでも前回と同じくファルコン9 v1.1が使われ、着陸脚を装備せず、第1段の回収実験も行われない。投入軌道も185 x 35,786km、傾斜角25.3度の、通常の静止トランスファー軌道だ。
 すでにロケットは、22日にスタティック・ファイア・テストを完了している。これは射場でロケット・エンジンを少しだけ噴射し、エンジンや射場設備の状態を確認するためのもので、スペースX社のロケットにとって打ち上げ前の恒例となっている。
 当初、打ち上げは26日に設定されていたが、先日発生したファルコン9-R試験機の事故を受け、調査のために1日延期されることとなった。米フロリダ州の地元紙『フロリダ・トゥデイ』が報じたところによれば、スペースX社は「F9R試験機と今回打ち上げるファルコン9との間には多くの差異があるが、試験機が失敗した原因が、ファルコン9の飛行にとってリスクがないことを確認するために追加の時間を取ることにした」と述べているという。
 アジアサット6は、スペース・システムズ/ロラール社が製造した衛星で、打ち上げ時の質量は3,700kg、東経120度の静止軌道において運用され、設計寿命は15年が予定されている。またタイコム社のタイコム7としても運用される。
■AsiaSat 6 Launch on 27 August
http://www.asiasat.com/asiasat/EN/upload/doc/pressrelease/news_e20140825.pdf

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