Soyuz TMA-11M return to the Earth
Image Credit: NASA/Bill Ingalls
 国際宇宙ステーション(ISS)の第38/39次長期滞在員を務めた若田光一宇宙飛行士ら3名を乗せたソユーズTMAー11M宇宙船が14日、カザフスタン共和国に帰還、約188日間に及ぶミッションを終えた。
 ソユーズTMAー11Mは若田光一宇宙飛行士、ミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士を乗せ、2014年5月14日7時36分(日本時間、以下同)、停泊していたISSのラスヴェート・モジュールから出航した。単独飛行に移った後、10時4分から軌道離脱噴射を開始した。ソユーズTMAー11Mのスラスターは4分41秒間に渡って燃焼。軌道速度を削いだ後、軌道モジュールと機械モジュールを分離し、若田飛行士らが乗る帰還モジュールは大気圏へと再突入した。
 そしてドローグ・シュートを展開し、宇宙船の姿勢を安定させ、続いてドローグ・シュートに引っ張られる形でメイン・パラシュートが展開した。その後も降下を続け、地面と接触する寸前に底部にある固体ロケットモーターを噴射させ、地表に軟着陸した。
 着陸地点にはその後、回収隊が到着し、3名は宇宙船を降り、カザフスタン共和国のカラガンダ空港に移動し、帰還セレモニーが行われた。
 セレモニーの後、若田、マストラキオ両宇宙飛行士は、カラガンダ空港を出発し、そのまま直接、米国のヒューストンにあるジョンソン宇宙センターに移動する。一方でロシアのミハイル・チューリン宇宙飛行士は、カラガンダ空港からロシアのモスクワへ移動する。
 若田飛行士ら3名は、昨年の11月7日に、今回の帰還時に乗ったのと同じソユーズTMA-11Mで、バイコヌール宇宙基地からISSへ向け飛び立った。そしてISS到着後、第38次/第39次長期滞在員として、また若田飛行士は今年3月9日から第39次長期滞在のコマンダーとして、6ヶ月間に渡って滞在し、様々な実験や研究を行った。
 またプログレス補給船、シグナス補給船、ドラゴン補給船を迎え、またマストラキオ飛行士は3回もの船外活動を実施し、故障した部品の交換を行った。
 現在ISSは、スティーヴン・スワンソン飛行士(NASA、コマンダー)、アレクサンドル・スクボルソフ飛行士(ロシア)、オレグ・アルテミエフ飛行士(ロシア)の3名体制で運用されている。また5月28日には、新たな長期滞在員であるマキシム・スライエフ飛行士(ロシア)、ライド・ワイズマン飛行士(NASA)、アレクサンダー・ゲルスト飛行士(ESA)の3名を乗せたソユーズTMA-13Mが打ち上げられ、再び6名体制での運用になる予定だ。
写真=NASA。
■Экипаж ТПК «Союз ТМА-11М» вернулся на Землю
http://www.federalspace.ru/20570/

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