Delta IV M+(4,2) launches GPS IIF-5
Image credit: ULA
 米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社は現地時間20日、GPS衛星の新型機、GPS II-F5を搭載した、デルタIVロケットを打ち上げた。
 GPS IIF-5を搭載したデルタIVは、アメリカ東部標準時2月20日20時59分(日本時間2月21日10時59分、米国フロリダ州にあるケープ・カナベラル空軍ステーションのSLC-37から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから3時間33分後に衛星を所定の軌道に投入した。
 GPS IIF-5はカーナビなどでおなじみのGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を構成する衛星で、GPS IIFはGPS衛星シリーズとしては第4世代に当たり、前世代機と比べ搭載されている原子時計の正確さが上がり、より正確な測位が可能となっており、順次入れ替えが進められている。今回打ち上げられたのはその5号機。現在軌道上には、実際の運用に入っている衛星が31機、バックアップとして控えている衛星が5機の全36機のGPS衛星があり、今回の打ち上げにより全37機となった。
 製造はボーイング社によって行われ、運用は米空軍が担当する。打ち上げ時の質量や1,630kgで、 高度20200km、赤道となす角度が55.0度の軌道を周回、設計寿命は15年が予定されている。
 今回の打ち上げに使われたデルタIVはミディアム+(4,2)と呼ばれる構成で、直径4mの衛星フェアリングと第2段を持ち、2基の固体ロケットモーターを装備している。
 デルタIVの打ち上げは今回で25機目。2004年にデルタIVヘビー構成の機体が、衛星を予定よりも低い軌道に投入してしまった以外は、安定した打ち上げを続けている。
 次のULA社による打ち上げは、3月25日予定されている国家偵察局の偵察衛星NROL-67を搭載したアトラスVとなる。また5月15日には、今回と同じくGPS IIF(6号機)を積んだ、デルタIVの打ち上げも予定されている。
■:::: United launch Alliance, LLC :::: – 167
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