Diamant-A's launch base in Hammaguir, Algeria
Image credit: CNES
 アルジェリアが人工衛星の打ち上げに向けて準備を進めていると、現地の複数のメディアが相次いで報じている。同国が開発したアルサット3(ALSAT 3)を乗せ、早ければ今月中にも、アマギールという町から打ち上げられるという。
 アルジェリアのアマギールといえば、かつてフランスがロケットの発射場として使用していた場所だ。1965年11月26日には、人工衛星アステリックスを搭載したディアマンAロケットが打ち上げられ、フランスはソ連、米国に続く、3番目の衛星打ち上げ国となった。
 またアルジェリアは、2002年にアルジェリア宇宙庁(ASAL)を立ち上げ、農業や資源探査への利用を目指し、地球観測(リモート・センシング)衛星の保有、また開発に力を入れている。同じ2002年には、英国のサリー・サテライト・テクノロジー社(SSTL)が製造したアルサット1がロシアのコスモス3Mロケットで打ち上げられ、また2010年には、フランスのアストリウム社が製造したアルサット2Aが、インドのPSLVロケットで打ち上げられている。
 しかし、衛星打ち上げロケットの開発が進められているという情報は今までになく、また観測ロケットが開発されたこともない。アルジェリア軍も弾道ミサイルを保有していない。またASALの予算規模から言っても、ロケットを開発するのは不可能であろう。したがって何らかの誤解、誤報である可能性が高い。
 写真はフランスのディアマンの発射場があった頃のアマギール。
■L’Algérie deviendrait une puissance spatiale en 2014
http://www.lemag.ma/L-Algerie-deviendrait-une-puissance-spatiale-en-2014_a77933.html

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