スペースシップツー、29日にロケットによる超音速飛行を実施へ

Preparation of the CF1
Image credit: Scaled Composites
 ヴァージン・ギャラクティック社のリチャード・ブランソン氏は23日、スペースシップツーの初のロケットによる飛行を来週月曜日(29日)に実施すると明かした。ラスベガス・サン紙が伝えた。
 スペースシップツー(SpaceShipTwo)はヴァージン・ギャラクティック社が運用する予定のサブオービタル宇宙船で、スペースシャトルのように地球を回る軌道には乗らないものの、一般的に宇宙とされている高度100kmまで達することができる。宇宙空間に滞在できる時間は数分ではあるが、青い地球や黒い空を眺めることができ、また自由落下時に船内は無重量状態になる。現在いくつかの会社によってサブオービタル宇宙船の開発が行われており、その中でもスペースシップツーはもっとも実現に近い機体である。
 ブランソン氏によれば、月曜日の飛行ではまず音速を音速を超えることを狙っており、またその後も超音速飛行試験を重ねた後、年末にも宇宙への飛行を行いたいとのことだ。
 しかしディスカバリー・ニュースによれば、同社のジョージ・ホワイトサイズ社長は「天候やその他諸々の要因に左右されることなので、月曜日に実施できるとは言い切れない」と語っており、ブランスン氏の発言はあくまでリップ・サービスだったようだ。とはいえ少なくとも29日が最有力であることは間違いないようで、ホワイトサンズ氏も「ロケットを用いた飛行の日は近い」と認めている。
 また今週始めには、米連邦航空局(FAA)の副局長であるジョージ・ニールド氏も「スペースシップツーの動力飛行の日は極めて近い」と語り、彼らの発言を裏付けている。
 同社はこれまでに、スペースシップツーのロケットモーターを搭載しない状態での滑空飛行を111回、ロケットモーターを搭載しての滑空飛行を3回実施している。またその一方で、同機に搭載されるロケットモーターツーと呼ばれるロケットモーターも27回の地上燃焼試験を経験している。
■Virgin America’s Los Angeles-to-Las Vegas flight isn’t the fastest one Sir Richard Branson will see this week – Las Vegas Sun News
http://www.lasvegassun.com/news/2013/apr/23/virgin-atlantics-los-angeles–las-vegas-flight-isn/

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