国際宇宙ステーションのピアース・モジュール、今年中にも廃棄

Pirs module on ISS
Image credit NASA
 ロシアのノーボスチ・ロシア通信社は19日、国際宇宙ステーション(ISS)のモジュールの一つのピアースが、今年の末にも廃棄されることになるだろうと報じた。
 ピアースは2001年9月、プログレスM-SO1によってISSへと運ばれ、ズヴェズダの地球側のドッキング・ポートに取り付けられた。以来、ソユーズ宇宙船やプログレス補給船のドッキング・ポートとして、また宇宙飛行士が船外活動を行う際のエアロック(出入り口)として使用され続けている。
 ピアースの設計寿命はもともと5年とされており、2000年代中盤には運用を終え、新型の、またより大きなモジュールである、ユニバーサル・ドッキング・モジュール(UDM)と交換される予定であった。しかしUDMの建造は中止され、またピアースと同じくドッキング部とエアロックの機能を持つ小型研究モジュール2(MRM2、愛称ポイスク)の打ち上げも2009年まで遅れた。2008年には、2011年に打ち上げる多目的実験モジュール(MLM、愛称ナウーカ)と交換する形で廃棄されることが計画されたが、MLMも開発が予定通り進まず、打ち上げ予定が年々遅れ、それに伴いピアースの廃棄も伸び、設計寿命を超過して使われ続けている。
 この記事は、MLMの打ち上げが、今年の末、または来年の初頭ごろになる見込みが、ようやく固まったということだろう。
写真=NASA
■Стыковочный отсек “Пирс” МКС будет затоплен в этом году | РИА Новости
http://ria.ru/science/20130419/933609542.html

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