米航空宇宙局(NASA)は8月6日、火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」によって撮影された、降下中の火星探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)=キュリオシティ」の画像などを公開した。

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上の画像は2012年8月5日に、MROの高解像度カメラ「HiRISE」によって撮影されたもので、パラシュートを展開して降下して行く「キュリオシティ」の姿が鮮明に写っている。
降下中の探査機を撮影するタイミングは一瞬しかなく、今回の撮影について、NASAの科学者であるサラ・ミルコビッチ(Sarah Milkovich)氏は「もしHiRISEの撮影が1秒遅れた場合、もしくは1秒早かった場合、ただの火星の風景になっていたでしょう。私たちは3月から準備を進めてきました」と述べている。

一方、下の画像は「キュリオシティ」の火星降下撮像装置 (MARDI)によって撮影された耐熱シールドで、MARDIは火星降下中、計数百枚の画像を撮影している。

 

Source

  • NASA - New Mars Rover Beams Back Images Showing Its Descent

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