インターナショナル・ローンチ・サービス社(ILS)はバイコヌール時間4月24日4時18分(日本時間7時18分)、アラブ首長国連邦(UAE)のヤーサット社(YahSat)の通信衛星「ヤーサットY1B(YahSat-Y1B)」を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。

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打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9時間12分後、「ヤーサットY1B」が所定の軌道に投入され、打ち上げが成功した。

今回の打ち上げ成功を受け、ILS社のフランク・マッケナ社長は「私たちの新しい顧客ヤーサットの打ち上げを成功させたことに嬉しく思います」と述べた。

「ヤーサットY1B」はEADSアストリウム(EADS Astrium)社が開発・製造した通信衛星で、ユーロスターバス「E3000」をベースに、46本のKaバンド・トランスポンダを搭載し、中東やアフリカ、東南アジアなどに衛星通信サービスを提供する。

 

■ILS Proton Successfully Launches Y1B Satellite for Yahsat
http://www.ilslaunch.com/newsroom/news-releases/ils-proton-successfully-launches-y1b-satellite-yahsat

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