観測史上最大の超大質量ブラックホールは満腹で眠っている

観測史上最も大きいとされるブラックホールは、かみのけ座にある楕円銀河「NGC 4889」の中で発見されています。

この超大質量ブラックホールは、光が重力から脱出できる境界線である「事象の地平線(event horizon)」が海王星の公転軌道の15倍の13000億kmであり、質量は太陽の210億倍という観測史上最も大きいブラックホールと推定されています。(振り幅が大きく、推定で210億倍)

我々の天の川銀河の中心にあるブラックホールの質量は太陽の400万倍。そのスケールを比較するとまさにアリとゾウの様な差があります。また、2019年4月10日に史上初の撮影に成功した「M87」のブラックホール質量は太陽の65億倍と超大質量であるものの、更に上を行く「NGC 4889」のラスボス感が否めませんね。

また、この観測史上最大級の超大質量ブラックホールは、すでに周囲の物質を飲み込み終えており、次の食材を手に入れるまで休眠しています。そのことから「眠れる巨人」とも呼ばれました。

 

Image Credit:NASA & ESA

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