5つの天体望遠鏡で捉えた”かに星雲”

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おうし座にある「かに星雲」は、「M1」「NGC 1952」などとも呼ばれ、よく研究されている天体の1つです。この画像は、地球から約6000光年先に位置する「かに星雲」を複数の天体望遠鏡で捕らえ、そのデータをもとに合成したもの。

かに星雲は、直径約10光年ほどの幅をもっており、止まることなく膨張を続けています。星雲の中心にはパルサーと呼ばれる可視光線や電波、X線を放射する星が存在し、1秒間に30回という高速回転と、33ミリ秒という非常に短い周期で明るさを変化させます。

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なお観測には、カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群が電波を、スピッツァー宇宙望遠鏡が赤外線を、ハッブル宇宙望遠鏡が可視光線を、XMM-Newton(X線観測衛星)が紫外線を、チャンドラX線観測衛星がX線、といったオールスターズで行われました。

それぞれのデータを赤(電波)黄(赤外線)緑(可視光)青(紫外線)紫(X線)の疑似カラーで着色し合成することで、奇妙で美しい天体画像が出来上がるのです。

20170517nkaniImgae Credit: NASA, ESA, G. Dubner (IAFE, CONICET-University of Buenos Aires) et al.; A. Loll et al.; T. Temim et al.; F. Seward et al.; VLA/NRAO/AUI/NSF; Chandra/CXC; Spitzer/JPL-Caltech; XMM-Newton/ESA; and Hubble/STScI

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