探査機ジュノー、木星の「深淵」を捉える

荒げる気流の中のある渦巻く黒い雲が不気味に目立つこの木星画像は、NASAの木星探査機「ジュノー」の光学観測機器「JunoCam」を用いて撮影したものをもとに、市民科学者のGeraldEichstädt氏とSeánDoran氏が作成したもの。

画像を埋め尽くす木星の雲は、高度なほど白く、下層にあるほど黒く示される傾向にあります。黒い雲は空いた穴の様に深く底に位置している可能性がありますが、その構造などの詳細は分かっていません。また、見た目からイメージした「深淵(abyss)」という興味をそそる様な名称が付けられています。

元画像の撮影が行われたのは、2019年5月29日に木星探査機ジュノーが20回目のフライバイの際。撮影時にジュノーは、木星の雲頂から約14,800km、北緯52度を飛行していました。

新しい木星の画像が公開される度、そのおどおどしさに一歩引いてしまいますが、気付いたら見入ってしまう不思議な魅力がありますね。

なお、ジュノーが再び木星に接近通過するのは7月の予定となっています。

 

Image Credit:NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Gerald Eichstädt/Seán Doran
https://www.missionjuno.swri.edu/news/jupiter_abyss
https://apod.nasa.gov/apod/ap190610.html

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