暗い雲の中に輝く星を持つこの画像は、ペルセウス座にある反射星雲「NGC 1333」の一部分をクローズアップしたものです。

画像の上方向に見える青く染まった5つの小領域は、生まれたばかりの若い星による星雲状の天体で、ハービッグ・ハロー天体に分類されます。5つの各領域は、ハービッグ・ハロー天体を意味するHHHerbig-Haro object)の付く、HH7〜11が割り振られました。

ハービッグ・ハロー天体は、生まれたばかりの若い星から放たれたガスが数万から数十万kmの速度で周囲の物質と衝突することで星雲状の天体となります。しかし、その姿でいられる時間は短く、約数万年以内に姿を消してしいます。HH7〜11も例外ではなく、同じ様な仕組みで形成されており、数万年以内には消滅してしまうでしょう。

また、この5つのHH天体の源である若い星「SVS 13」(中央部分の三つ星の上)から一番遠い「HH7」(一番左上の青い領域)までの距離は、太陽と地球の距離の約2万倍と想定されます。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」の可視光(606nm/ 814nm)で撮影し、2018年12月31日に公開されました。

 

Image Credit:ESA/Hubble & NASA, K. Stapelfeldt
■The smoking gun of a newborn star
https://www.spacetelescope.org/images/potw1853a/

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