アリアンスペースは8月6日、フランス領ギアナより「アリアン5」ロケットの打ち上げを実施しました。
ギアナ宇宙センターから打ち上げられたアリアン5ロケットは、2機の通信衛星を搭載「Intelsat 39」「EDRS-C」を搭載。今回は、今年に入ってから3回目のアリアン5の打ち上げとなりました。
インテルサットのIntelsat 39はアフリカやヨーロッパ、アジア、中東、インド洋地域にてビデオや放送サービス、政府向けの通信を提供します。こちらは、通信衛星「Intelsat 902」を置き換えることになります。
そしてヨーロッパ宇宙機関の「EDRS-C」は、レーザーによる地上間、あるいは衛星間の高速通信を提供します。このプロジェクトは欧エアバスと共同で実施され、また「European Data Relay System(SpaceDataHighway)」を構築する2機目の通信衛星で、環境や災害、危機管理や防衛のモニタリングを提供します。
Image: アリアンスペース
■Ariane 5 Rocket Launches 2 New Communications Satellites
https://www.space.com/ariane5-rocket-intelsat-edrs-launch-success.html
文/塚本直樹