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JAXA(宇宙航空研究開発機構)はソニーコンピュータサイエンス研究所と共同で、小型衛星光通信実験装置「SOLISS」を国際宇宙ステーション(ISS)へと打ち上げます。

SOLISSは将来の衛星間や地上との大容量リアルタイムデータ通信を想定した実験装置で、光ディスク技術が利用されています。そして1550nm帯のレーザーを用いて、地上との通信試験を実施するのです。

実験装置は光通信部、2軸ジンバル、小型光制御機構、およびモニタカメラを搭載。双方向通信やEthernet規格を利用した接続が可能で、撮影画像もISS経由ではなく地上へと送ることができます。

SOLISSは「こうのとり8号機」に搭載され、9月11日に打ち上げられる予定です。そして日本実験棟「きぼう」の船外実験プラットフォームを利用して実験がおこなわれます。

 

Image: JAXA
■JAXAとソニーCSLによる国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟を利用した長距離空間光通信軌道上実証の実施について
http://www.jaxa.jp/press/2019/07/20190729b_j.html
文/塚本直樹

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