NASAは2019年7月2日、オリオン宇宙船の緊急脱出システムのテストを実施しました。

今回はテストバージョンのオリオンが利用され、実験はフロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地で実施されました。改修された大陸間弾道ミサイル「ピースキーパー」の第1段に設置されたオリオンは、打ち上げから52秒後に高度約9450メートルにて、緊急脱出システム(LAS)が動作。オリオンを上方へと牽引し、テストは成功しました。

また、今回の緊急脱出装置のテストは2回目となり、1回目は2010年5月に地上施設で実施されました。

オリオンは2020年夏に、大型ロケット「SLS」を利用した初の無人打ち上げミッション「アルテミス1」を予定しています。そして2022年には、初となる有人打ち上げミッション「アルテミス2」を実施。どちらも、月周辺を飛行士ます。そして2024年には、月の南極付近に宇宙飛行士を到達させ、2030年代には火星の有人探査をおこなうはずです。

 

Image Credit: NASA
■NASA’s Orion Crew Capsule Aces Big Safety Test
https://www.space.com/nasa-orion-capsule-abort-test-flight.html
文/塚本直樹

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