■ガンマ線の閃光から存在を確認できるかもしれない

カリフォルニア工科大学による、ガス惑星であると仮定した「第9惑星」の想像図(Credit: Caltech/R. Hurt (IPAC) )

第9惑星の正体がガス惑星だった場合、すでに見つかっている惑星よりもずっと遠くにあるため、太陽光の反射赤外線の放射などを観測するには困難を伴います。もしも原始ブラックホールだとすれば、光でその存在を捉えるのはほぼ不可能と言えるでしょう。

しかし研究チームは、ガンマ線の閃光から原始ブラックホールの存在をキャッチできるかもしれないとしています。論文では、原始ブラックホールは暗黒物質(ダークマター)が集まったハローに取り囲まれており、暗黒物質どうしの相互作用によってガンマ線の閃光が放射される可能性を指摘しています。

研究チームは今後、NASAのガンマ線宇宙望遠鏡「フェルミ」が観測した2008年からの観測データを分析し、惑星のように移動しているように見えるガンマ線源を捜索する予定です。

 

関連:NASAの宇宙望遠鏡は見ていた! 恒星がブラックホールに引き裂かれるレアな現象

Image: Jakub Scholtz et al.
Source: sciencemag.org
文/松村武宏

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