この虹色の様に輝く長方形の星雲は、おおかみ座の西側約1900光年先にある惑星状星雲「IC 4406」です。
星雲を形成するガスは、強烈な中心星の光によってイオン化され、外側の水素は赤く、酸素原子は青く、中心近くの窒素は緑に輝いて見ることができます。

また、一般的な惑星状星雲のドーナツ状ではなく長方形に見えるのは、ハッブル宇宙望遠鏡がIC 4406を側面から捉えたため。もしも別の角度から観測することができればM57の様な環状星雲の様に見えるかもしれません。

なお、この画像はハッブル宇宙望遠鏡が2001年と2002年に撮影したものを合成したものです。人間の網膜に似ていることから「網膜星雲(Retina Nebula)」と呼ばれることもあります。

 

Image Credit:NASA/ESA and The Hubble Heritage Team STScI/AURA
■IC beauty
https://spacetelescope.org/images/opo0214a/
https://apod.nasa.gov/apod/ap170108.html

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