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現在セーフモードにて運用されている「ハッブル宇宙望遠鏡」ですが、NASAは公式声明にて「近いうちに復帰する見込み」だと明かしています。

ハッブルは姿勢制御用のジャイロスコープのうちの1個が故障したことにより、セーフモードに入っています。このような兆候は1年にわたって観測されており、これで3個目のジャイロスコープが故障したことになります。残りの3個の強化ジャイロスコープは現在でも動作しているのですが、そのうち1個は期待どおりの性能が発揮できておらず、現在その復旧作業がおこなわれているのです。ただし、ハッブルはジャイロスコープ1個でも運用できるように設定されています。

NASAは声明にて、「ハッブルの観測装置は完全に機能しており、今後も数年間に渡って科学的な驚きをもたらしてくれるだろう」と説明しています。

 

Image Credit: NASA
■Hubble Space Telescope Malfunction Won't Last Long, NASA Says
https://www.space.com/42063-hubble-telescope-malfunction-nasa-response.html
(文/塚本直樹)

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