木星探査機「ジュノー」はこれまでに様々な木星の姿を捉え、その驚異的かつ美しい姿を送り続けてくれました。
今回NASAが新たに公開した木星の写真は、「ジュノー」が15回目のフライバイ時に雲頂から約11,950キロメートル、南緯約22度から撮影したもの。「ブラウンバージ(Brown Barge)」と呼ばれる長く濃い茶色の楕円形模様がくっきりと写っています。

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ブラウンバージ」は通常、木星の暗い北赤道帯の中にあるサイクロン領域。暗い南赤道帯にも見られることがありますが、色が重なり合うなど視覚的に見えにくいことが殆どと言われています。
この画像は、元画像を右に90度回転し、色彩を強調して「ブラウンバージ」を見やすく補正しています。

 

Image Credits: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Kevin M. Gill
■Juno Captures Elusive 'Brown Barge'
https://www.nasa.gov/image-feature/jpl/juno-captures-elusive-brown-barge

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