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JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年8月2日に会見を開き、小惑星探査機「はやぶさ」による「リュウグウ」の初期観測結果を報告しました。

まず近赤外分光計による観測結果では、水の吸収は検出されておらず、予測よりも水が枯渇していることが想像されています。プロジェクトチームによれば、これは母天体で水分を含む鉱物が生成されなかった、あるいは加熱で脱水した、などの可能性が考えられるそうです。

またレーザ高度計(LIDAR)による形状測定も実施され、そのデータは画像データから作成された形状モデルとほぼ一致していました。

なおはやぶさ2は8月5日より、重力測定のための降下運用が予定されています。

 

Image Credit: 大貫剛
■小惑星探査機「はやぶさ2」のリュウグウ近傍における運用状況
文/塚本直樹

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