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中国が2018年5月に打ち上げた、月面裏側探査の中継衛星「鵲橋(じゃっきょう、Queqiao)」。こちらが、目標設置点となる地球と月のラグランジュポイント2(L2)の回りを周回するハロー軌道に移動したことが報じられています。
 
中国は2018年11月〜12月に月の裏側「南極-エイトケン盆地」へと探査機「嫦娥4号」を着陸させる予定です。しかし月の裏側と地球とでは交信することができないので、鵲橋がこれを中継することになるのです。
 
鵲橋は月から6万5000〜8万kmの位置で、4.2mのパラボナアンテナを利用しSバンド(地球)とXバンド(探査機)で嫦娥4号と地球との通信を中継します。
 
Image Credit: Chinese Academy of Sciences
■Chang'e-4 Relay Satellite Enters Halo Orbit Around Earth-Moon L2, Microsatellite in Lunar Orbit
https://www.space.com/40897-china-moon-relay-satellite-arrives-orbit.html
(文/塚本直樹)

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