上の画像は、「ハッブル宇宙望遠鏡」が捉えた銀河と銀河団の姿です。左下の銀河と背景の銀河団では、その距離が大きく異なっています。
 
銀河団「SDSS J0333+0651」は遠方の銀河から星の誕生を解き明かす研究の過程で発見されました。通常星の誕生の観測は難しいため、天文学者は代わりに画像の左上にあるような銀河団による重力レンズ効果を利用するのです。
 
Image: ESA/Hubble & NASA
■Hubble’s Galaxy Cluster Cornucopia
https://www.nasa.gov/image-feature/goddard/2018/hubbles-galaxy-cluster-cornucopia
(文/塚本直樹)

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