スペースX「ファルコン9」打ち上げ成功 Iridium Next投入もフェアリングは回収できず


 
2018年3月30日(現地時間)、宇宙開発企業のスペースX社は「ファルコン9」ロケットをカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げました。搭載されていた10機の人工衛星「Iridium Next」は軌道投入に成功したものの、フェアリングの回収は失敗しました。
 
今回打ち上げられたのは、5回目となる10機のIridium Nextの人工衛星。イリジウム社は以前の「Iridium-4」でも再使用ロケットでの打ち上げを選択しています。また、Iridimu Nextは2018年中旬までに75機の人工衛星によるコンステレーションを構築する予定です。
 
そして今回打ち上げられたのは、2017年10月に打ち上げられた使用済みのファルコン9でした。またファルコン9の打ち上げで恒例となっているライブ配信は、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の要請により第2段エンジンの燃焼終了の直前で打ち切られるなど、珍しい光景も見られました。なお、ロケットの着陸は実施されませんでした
 
そして今回も、巨大なネットを備え付けたフェアリング回収の専門船「Mr. Steven」が派遣されたのですが、残念ながら回収には失敗。フェアリングは海面に打ち付けられてしまいました。その原因はGPSガイドのパラフォイルが落下中にねじれたことにあると説明されています。イーロン・マスク氏はこの原因を調べるために、ヘリコプターからの落下試験を数週間以内に実施すると伝えているのです。
 
Image Credit: スペースX
■Liftoff! Used SpaceX Rocket Launches 10 Iridium Satellites into Orbit
https://www.space.com/40149-spacex-rocket-iridium-5-satellites-launch-success.html
(文/塚本直樹)

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