スペースX、「Zuma」打ち上げのファルコン9は正常動作と主張 ペイロード投入失敗報道も


 
2018年1月7日(現地時間)にスペースXの「ファルコン9」ロケットで打ち上げられた、政府系機密ミッション「Zuma」。一時は無事に打ち上げが完了したかと思われましたが、最終的にペイロードが予定軌道に推移しなかったとも報じられています。一方これに対し、スペースXは「ファルコン9は予定通りに動作していた」との声明を出しています。
 
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、打ち上げられたZumaのペイロードは地球に落下した可能性があるとしています。どうやら、ロケット上段とペイロードの分離に失敗した可能性が指摘されている、とのこと。またArs Technicaによると、ペイロードを製作したノースロップ・グラマンが同じく提供した、ロケット上段とペイロードを切り離すアダプターがうまく動作しなかった可能性を指摘しているのです。
 
スペースXで社長を務めるグイン・ショットウェル( Gwynne Shotwell)氏は声明にて、「データを精査した結果、日曜夜のファルコン9の打ち上げは全て正常だった。今後のレビューで新たな発見があれば、すぐにでも報告する」と語っています。だだし打ち上げミッションは機密扱いとなっているため、これ以上の詳細は明かせないともしています。
 
なお、スペースXは1月末頃に予定している大型ロケット「ファルコン・ヘビー」や、3週間後に控えるSESとルクセンブルク政府による通信衛星の打ち上げに今回の事象は影響しないとの考えを明かしています。
  
Image Credit: スペースX
■SpaceX Says Falcon 9 Rocket Performed as Expected During Zuma Launch
https://www.space.com/39328-spacex-secret-zuma-launch-statement.html
(文/塚本直樹)

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