2017年12月15日(現地時間)にフロリダのケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられたスペースX社の「ファルコン9」ロケット「ドラゴン」補給船。こちらが12月17日(標準時)に、国際宇宙ステーション(ISS)へと到着しました。

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高度405kmでISSのカナダアームに捉えられたドラゴン補給船。その内部には2トンにも及ぶ補給物資や科学実験機器が搭載されています。そしてISSへと2018年1月中旬まで係留された後、バハ砂漠沖の太平洋へと落下。内部に詰め込まれた実験結果の資料などが回収される予定です。

 

このドラゴン補給船は再使用品となり、2015年に「CRS-6」ミッションにてISSへの補給任務をこなしています。さらに、今回ドラゴン補給船を打ち上げたファルコン9も、2017年に打ち上げられた再使用品。このように、再使用ファルコン9によるISSへの補給は初めての事例です。

 

なお12月17日に打ち上げられた金井宇宙飛行士らが搭乗するソユーズも、12月19日にISSへとドッキングする予定です。年末の宇宙ステーションは今まさに、忙しい日々を迎えています。

 

Image Credit: NASA
■Recycled SpaceX Dragon Capsule Makes 2nd Delivery to Space Station
https://www.space.com/39126-recycled-spacex-dragon-space-station-delivery-crs13.html
(文/塚本直樹)

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