グーグルの人工知能、8惑星もつ恒星「Kepler-90」発見 太陽系に匹敵

 

NASAは2017年12月14日(現地時間)、8個の惑星をもつ恒星「Kepler-90」を発見したと発表しました。この惑星の数は太陽系と同等となります。また、Kepler-90は地球から約2500光年先に存在します。

 

今回の発見は、ケプラー宇宙望遠鏡のデータを元にグーグルの人工知能が利用されたことも大きな特徴でしょう。研究者はマシンラーニング(機械学習)を利用し、既知の惑星系のデータを読み込ませて学習。そしてあまり優先度の高くないデータを人工知能で調査することで、惑星のうちの一つ「Kepler-90i」の発見に結びついたそうです。

 

ただ残念なことに、Kepler-90には地球外生命体の存在は期待されていないようです。恒星のKepler-90は太陽と比べて20%大きく5%高温で、8つの惑星は太陽系に比べて非常に恒星の近くに存在しています。例えばKeplaer-90iは地球と同じく岩石型の惑星ですが、その温度は生命が存在するには熱すぎることが予想されているのです。

 

なお、グーグルの人工知能ソフトウェア開発者のクリス・シャルー(Chris Shallue)氏は「このツール(人工知能)は天文学者を置き換えるのではなく、その仕事を手助けするものとなるでしょう」と語っています。なんだかソフトウェアエンジニアが天文学者に配慮しているような、不思議なコメントですね。

 

Image Credit: NASA
■Google’s AI found an overlooked exoplanet, and now our Solar System is tied for biggest 5
https://www.theverge.com/2017/12/14/16777394/google-nasa-ai-machine-learning-planets-astronomy?utm_campaign=theverge&utm_content=chorus&utm_medium=social&utm_source=twitter
(文/塚本直樹)

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