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2016年にオランダ警察で始まった、ワシによるドローンの捕獲計画。こちらワシのトレーニングも終了し実戦投入も可能な状態にまで仕上がっていたのですが、残念(?)ながらこの計画は終了することになったと現地メディアが伝えています。

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もともとは、トレーナーがワシを訓練して違法ドローンの捕獲に利用するという目標でスタートしたこの計画。デンマークの猛禽類のトレーニング会社「Guard from Above」が協力し、ワシの爪を守るためのプロテクターの開発も予定されるなど楽しみな情報が伝わっていました。

 

しかし実際には、ドローンを鷹で捕獲するようなシチュエーションそう多くなかったそうです。また鷹のトレーニングにもコストや時間がかかる……という問題が判明。さらにワシ自身も、訓練施設の外ではうまくドローンを捉えることができなかったそうです。

 

今後、オランダ警察はワシに代わる新たなドローンの捕獲方法を模索します。これで謎の任務に関わるワシが減ったのは、ワシにとってはある意味朗報だったのでしょうか?

 

Image Credit: Catch News
■Police stop with anti-drone birds and detective rats
https://nos.nl/artikel/2206271-politie-stopt-met-anti-dronevogels-en-speurratten.html
(文/塚本直樹)

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