「アトラスV」ロケット、米偵察衛星「NROL-42」打ち上げ成功

20170925natral
 
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「アトラスV」ロケットは2017年9月24日(現地時間)、アメリカの偵察衛星「NROL-42」の打ち上げをカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地から実施しました。ミッションには機密が含まれるため投入軌道などは明かされていないものの、打ち上げには成功したそうです。
 
アメリカ国家偵察局(NRO)によって製造、運用されるNROL-42。そのミッションは明かされておらず、またこの42という数字は特に打ち上げ順序を意味しているわけでもありません。以前にもULAによって「NROL-79」や「NROL-45」が打ち上げられています。
 
アトラスVによるNROの人工衛星の打ち上げは15回目となります。これまで、ULAは「デルタIV」ロケットや「デルタII」ロケットを含めてNROの25基の人工衛星を打ち上げています。そしてボーイングが製造するアトラスVは、2002年の初打上からこれまで、すべての打ち上げに成功(人工衛星の自力軌道修正を含む)しています。その中には、火星探査車「キュリオシティ」や探査機「ニュー・ホライズンズ」、「オシリス・レックス」なども含まれています。
 
旧ソ連の宇宙開発と競うように1961年に設立されたNROですが、その存在が明かされたのは1992年と意外と最近。そして今でも、アメリカの宇宙戦略における極めて重要な役割を果たしています。
 
Image Credit: ULA
■Secret Spy Satellite Launches Atop Atlas V Rocket
https://www.space.com/38229-spy-satellite-nrol-42-launch.html

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