スペースXのドラゴン補給船、太平洋に帰還 今後は再利用補給船に移行へ

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スペースX社が2017年8月に「ファルコン9」ロケットで打ち上げた、「ドラゴン補給線」。こちらは約1ヶ月間国際宇宙ステーション(ISS)に係留された後、9月17日に約1.7トンの荷物を積載して太平洋へと着水しました。
 
NASAのRandy Bresnik飛行士と、ESAのPaolo Nespoli飛行士によってISSからカナダアームを利用し接続が解除されたドラゴン補給船。スラスタを噴射して周回軌道から離れると、約5.5時間の後にカリフォルニアのバハ砂漠沖に着水し、スペースXのスタッフによって回収されロサンゼルス近くの港に輸送されました。
 
第52次長期滞在メンバーのために2.9トンの資材を搭載して打ち上げられたドラゴン補給船は、さまざまな実験機器や20匹のマウスの他に、ヒューレット・パッカード(HP)社製のスーパーコンピューター「Spaceborne Computer」を搭載。これは放射線の飛び交う宇宙空間という厳しい条件下でのテストを目的としたものです。
 
なおこのCRS-12ミッションで利用されたドラゴン補給船は新品ですが、今後は1度打ち上げられた「再利用ドラゴン補給船」が利用されることになります。再利用ドラゴン宇宙船についてはすでに今年7月にミッションが成功しており、今後は補給船も再利用するのが当たり前になるのかもしれません。
 
Image Credit: NASA TV
■SpaceX Dragon Cargo Craft Splashes Down in Pacific Ocean
https://www.space.com/38175-spacex-dragon-crs12-splashdown-pacific-ocean.html

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