ボーイング、月や火星の探査基地や探査船「Deep Space Gateway/Transport」コンセプトを発表

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現在NASAがすすめる、火星の有人探査計画。そのための打ち上げロケットの開発も行われていますが、それに合わせてボーイング月や火星を探査するための宇宙基地「Deep Space Gateway」や探査船「Deep Space Transport」のコンセプトを発表しました。
 
NASAによる大型打ち上げロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」では、月の近くに居住区「Deep Space Gateway」を運搬します。このDeep Space Gatewayは研究目的で利用したり、あるいは国家間や商業組織による月探査にも利用される予定です。
 
このDeep Space Gatewayは、2020年代前半に打ち上げられるSLSロケットの4回の打ち上げにて全体が宇宙空間へと運搬されます。またソーラー電気推進システム(SEP)も搭載される予定です。

 
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さらに、Deep Space Gatewayは将来的な火星探査の基地としても使われる可能性があります。ここには人類を火星へと運搬する探査船「Deep Space Transport」が接続され、同探査船は火星に近づくと着陸機を展開したり、火星周回軌道上で科学的なミッションを遂行するのです。
 
また、このDeep Space Transportにも居住区間が設けられ、搭乗員を宇宙環境から守ることになります。そしてこちらもSEPによって移動します。
 
このコンセプトは、NASAと民間による深宇宙探査プログラム「NextSTEP」の一環として作成されました。NextSTEPには2016年の段階で6社が参加しており、今後もアイディアのコンペが進められる予定です。
 
Image Credit: Boeing
■Boeing Unveils Deep Space Concepts for Moon and Mars Exploration
http://boeing.mediaroom.com/2017-04-03-Boeing-Unveils-Deep-Space-Concepts-for-Moon-and-Mars-Exploration#assets_117:20176

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