南米ギアナのロケット打ち上げ、従業員抗議により延期中 再開時期は不明

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フランス領ギアナといえば、南アフリカ北部にあるフランスの海外県。ここにはESA(欧州宇宙機関)やアリアンスペースも利用するギアナ宇宙センターがあるのですが、現在同宇宙センターが従業員の抗議活動によって利用できない状態が続いています。
 
SpaceFlightNowの報道によれば、この抗議活動とストライキはアリアンスペースの下請け業者「Endel Engie」の従業員などによって実施されています。ロケットの運搬などを担当する同社従業員のストの目的は、賃金交渉。そして現在抗議参加者はギアナ宇宙センターへの道を塞ぎ、ロケットの打ち上げを阻んでいるのです。
 
これまで、ギアナ宇宙センターでは「アリアン5」ロケットの打ち上げ準備が進められていました。ブラジルと韓国の通信衛星を搭載した同ロケットは今週に打ち上げ予定だったのですが、打ち上げは無期限延期に。アリアンスペースは事態の収集を図っていますが、次回の打ち上げ時期については発表されていません。
 
さらに今回のアリアン5だけでなく、4月4日にはギアナ宇宙センターから「ソユーズ」ロケットの打ち上げも予定されています。はたしてこちらも、予定通りに打ち上げることができるのでしょうか?
 
Image Credit: France Guyane
■Launches from Kourou temporarily suspended by social unrest
https://spaceflightnow.com/2017/03/23/launches-from-kourou-suspended-by-social-unrest/
■A rocket’s launch from French Guiana has been delayed indefinitely due to protests
http://www.theverge.com/2017/3/23/15040086/arianespace-ariane-5-rocket-launch-postponed-french-guiana-protests

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