NASA、火星探査「Mars 2020」 3箇所の着陸地点候補を選定 生命痕跡を探査へ

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現在火星で探査活動を行っている探査車「キュリオシティ」やESA(欧州宇宙機関)の「エクソマーズ」プロジェクトにつづく、NASAによる火星探査計画「Mars 2020」。今回その探査車をどの地点に下ろすかについて、着陸地点が3箇所に絞られたことが発表されました。
 
今回発表されたのはグセフ・クレーター内のコロンビア・ヒルズ、過去に湖があったと推測されるジュゼロ・クレーター、そして過去に火山活動があった北東流砂の3箇所。これらの地点はすべて過去に水が存在したことが期待されているのです。
 
なお、Mars 2020では引き続き火星で微生物が存在した証拠を探査します。2016年にはそのローバー(探査車)のデザインも公開されており、地面の採掘によるサンプル収集や科学的/鉱物の分析による生命の痕跡を探査する予定です。また同探査機は、火星環境がどの程度将来の有人火星探査に影響をあたえるのかも調べる予定です。
 
最終的にMars 2020のローバーの着陸地点が決まるのは、2020年のアトラスVロケットの打ち上げから1年〜2年前。現在、科学者はどの地点がローバーによる探査に最適なのか、議論を交わしています。将来的にはサンプルの地球への持ち帰りも計画されているMars 2020、その行方に注目したいと思います。
 
Image Credit: NASA
■NASA has picked out three potential landing sites for its Mars 2020 rover
http://www.theverge.com/2017/2/13/14597564/nasa-mars-2020-rover-landing-site
■NASA shortlists three landing sites for Mars 2020 rover
http://newatlas.com/mars-2020-landing-sites-shortlist/47873/

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