コウモリドローン「Bat Bot」誕生。軽量ボディに羽ばたいての飛行可能

20170209nbat
 
飛行機やドローンなどの飛行物体は生物の構造を模した例がいくつもありますが、今回のものもよくできています。イリノイ大学のAlireza Ramezani氏らは、まるでコウモリをそのまま機械に置き換えたようなドローン「Bat Bot」を作成し、公開しました。
 

 
このたった3オンス(約85グラム)のBat Botは、プロペラやジェットではなく「羽ばたく」ことによって飛行します。その翼は薄いシリコンでできており、9箇所の関節によって支えられているのです。上の動画を見ても、まるで本物のコウモリのように羽を柔軟にしならせながら羽ばたいていることが観察できます。
 
現時点で、Bat Botの飛行距離は100フィート(約30メートル)。その翼の幅は45cmほどです。また回転するローターがないことから人のそばで飛行でき、より狭いスペースでの機敏かつ省電力な飛行が可能という特徴があります。
 
Bat Botの利用用途としては、建築現場などでの監視任務が予想されています。また、鉄骨に掴まるなどの本物のコウモリのような動作も計画されているそうです。ローターによって飛行するドローンはその飛行時間の短さが問題になりますが、このコウモリのように羽ばたくドローンがその問題を解決する日がくるかもしれません。
 
Image Credit: Ramezani, Chung, Hutchinson, Sci. Robot. 2, eaal2505 (2017)
■Bat-inspired robot swoops and dives like the real thing
https://www.newscientist.com/article/2120119-bat-inspired-robot-swoops-and-dives-like-the-real-thing/
■Bat-Bot is a Drone That Flies Like a Bat
http://www.nbcnews.com/science/science-news/bat-bot-drone-flies-bat-n715646

関連記事

ページ上部へ戻る