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1月14日にようやくロケット打ち上げに復帰したスペースX。そして同社は、打ち上げビジネスを一気に加速させようとしています。スペースXで社長を務めるGwynne Shotwell氏はロイターに対し、「ファルコン9ロケットを2〜3週毎に1機打ち上げたい」と語っているのです。
 
現在スペースXはフロリダ州にあるケネディ宇宙センターのロケット発射台を整備しており、来週にはそれが完了する予定です。そしてこのハイスピードなロケットの打ち上げ計画は、この発射台の整備の終了後に予定されています。なお昨年の9月にスペースXのファルコン9の爆発で損傷したのは、併設されたケープ・カナベラル空軍基地の第40複合発射施設でした。こちらも同じく、同社によって修理が進められています。
 
またインタービューの中で、ファルコン9のターボポンプのデザイン変更も計画されていることが明かされています。ロケットのターボポンプは推進剤を燃焼器に送り出すために存在するのですが、NASAと米空軍によって亀裂が生じる危険性が示唆されていました。新デザインのターボポンプはスペースXによる宇宙飛行士輸送にむけた、11月の無人のテスト打ち上げ以前に実装される予定です。
 
2018年の後半以降に予定されているスペースXによる初の商業宇宙飛行士輸送。それに向けた安全性の確保と実績の積み重ねが、十分に実証されることを願います。

 
Image Credit: スペースX
■SpaceX’s ambitious new plan: a rocket launch every 2 – 3 weeks
https://www.slashgear.com/spacexs-ambitious-new-plan-a-rocket-launch-every-2-3-weeks-07474293/
■Exclusive: SpaceX to hit fastest launch pace with new Florida site - executive
http://www.reuters.com/article/us-space-spacex-idUSKBN15M03N

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