ISSの宇宙飛行士、アメリカ大統領選挙に不在者投票 でもどうやって?

20161109nnasa
 
いよいよ本日の午後(日本時間)にも結果が出るはずのアメリカ大統領選挙。前評判通りにヒラリー氏が勝つのか、それとも色んな意味で型破りなトランプ氏が勝つのかが注目されますが、この大統領選に最も地球から離れた場所……そう、宇宙空間から投票したアメリカ人もいます。
 
現在ISS(国際宇宙ステーション)にはアメリカ国籍を持つShane Kimbrough宇宙飛行士が滞在しています。そして1997年にできたテキサス州の法手続き(ほとんどのNASAの宇宙飛行士はジョンソン宇宙センターのあるテキサス州在住)により、Kimbrough氏は不在者投票を行なうことができるのです。
 
宇宙飛行士は打ち上げの1年前に、住む場所によって投票場所を選定。そして選挙の6ヶ月前に、投票人登録と不在者投票のフォームを受け取ります。この不在者投票のフォームには、投票場所が「地球低軌道(LEO)」と記載されているのがちょっとおもしろいところ。そして宇宙飛行士は電子メール経由で不在者投票を行い、投票用紙はジョンソン宇宙センターから投票センターへと送られるのです。
 
このような宇宙空間からの投票は1997年から始まっています。最初に宇宙から投票を行ったのは、David Wolf氏。なんと当時はISSからではなく、ロシアの宇宙ステーション「ミール」から投票を行いました。また、ISSからの大統領選への投票は2004年から始まっています。
 
Shane Kimbrough氏の帰りを待たずして第45代アメリカ合衆国大統領は決まるのですが、はたして新大統領の宇宙政策はどのようなものになるのでしょうか?
 
Image Credit: NASA
■Voting from Space: How Astronauts Do It
http://www.space.com/34643-how-nasa-astronauts-vote-from-space.html

関連記事

ページ上部へ戻る