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20160426ndronebrain
 
世界ではドローンによるレースが盛り上がっていますが、すでに世の中はここまで進んでいました。フロリダ大学の研究者たちは脳波でドローンをコントロールする技術を開発し、さらにはそれを利用したレースまでも開催してしまったのです。
 
この研究では操縦者は脳波を読み取るヘッドセットを装着します。そして脳波のパターンを読み取りPCへと送信し、DJI製のドローンを操縦するというのです。ドローンは上下や前後左右に移動可能…とはいえ、動画を見るとその操作はなかなか難しそうですね。
 

 
そもそも、ドローンの操縦は初めての人には簡単とはいえず、また操縦に慣れたとしてもそのコントローラーは直感的なUIだとも感じられません。最新のドローンは人工知能や障害物の回避機能を搭載することでスムースな動作を実現しようとしていますが、今回の技術のように「考えただけでドローンが動く」システムがあってもいいはずです。
 
フロリダ大学でヒューマンセントリックコンピューティングの研究を行なうChris Crawford氏は、「このようなイベントを通して、私たちは脳コンピューターを使ったインターフェイスをもっと一般化したいです」と語っています。将来のドローンはコントローラーなどは使わず、目的地を想像しただけで勝手に飛ぶようになるのでしょうか?
 
Image Credit: University of Florida
■Drone Pilots Use Brain Power to Race
http://dronelife.com/2016/04/25/drone-pilots-use-brain-power-race/

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