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土星の環は土星を象徴する構造ですが、その環がどのようにして形成されているのかは意外とわかっていません。環が大小さまざまな氷からできていることは確かなのですが、その構造をコンピューターシミュレーションで再現した映像が国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトによって公開されました。
 

 
今回のシミュレーションは、土星の環の一部を再現したものです。土星の環に含まれる氷は重力で集まろうとする力と、回転によって引き伸ばされる力の2つにより複雑な運動を見せます。また今回の映像は数日分の運動を2分間に凝縮したもので、実際の土星の環ではもっとゆっくりと氷が動いています。
 

20160412nsa2このツブツブが氷の塊です。まるでクッションのビーズのようですね。
 
土星の環は部分ごとの密度の違いで縞模様のように見えます。また大きな隙間の部分ではカッシーニなどの衛星が回転していることも知られています。将来の探査機によってこのような土星の環の複雑な構造が解き明かされる日がくることを楽しみにしたいですね!
 
Image Credit: 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト、台坂博、武田隆顕
■土星リングの力学 (I. wake 構造)
http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/download/SaturnRingWake.html

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