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先日「2018年に宇宙旅行を実現させる」と発表し、大きな注目を集めている航空宇宙企業の「ブルーオリジン」。同社は「ブルーオリジン・ニューシェパード」と呼ばれる再利用可能なロケットにより、安価に宇宙旅行を実現しようとしています。そこで今回、同社はワシントン州ケントにある「ロケットの製造工場の内部」を公開しましたので、ここでも紹介したいと思います。
 
まず上の画像は、ニューシェパードの製造工程です。手前にあるお椀を逆さにしたようなものが旅客が乗る「クルーカプセル」で、ロケットによる打ち上げの後に分離され、後にパラシュートで落下します。カプセルの定員は6人で外壁には窓が設けられており、旅客は100kmの上空から宇宙や地球の美しい風景を眺めたり、数分間の無重力状態を体験することができます。
 
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そして、ニューシェパードに搭載されているのが「BE-3」ロケットエンジン。液体酸素と液体水素を燃料として利用するこのエンジンは、ブルーオリジン社によってテキサスで製造されています。
 
現在ブルーオリジンは6機のニューシェパードを製造する予定です。これらは全てが商業ロケットとして使われるわけではありませんが、今後同社による宇宙旅行の需要に応じて製造体勢を強化する予定です。
 
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ブルーオリジンはすでにロケットの打ち上げと再着陸ミッションを成功させています。今後、2017年にはパイロットも参加したテストを行ない、2018年にサービス開始にこぎつける予定です。ただし、計画は「安全第一」をモットーとしているとブルーオリジン創業者のジェフ・ベゾス氏は強調しています。
 
ジェフ・ベゾス氏の目的は商業宇宙旅行を実現させるするだけでなく、「何百万人もの人が宇宙に住む世界」を実現することなんだそうです。人が宇宙に住む…まるで、ガンダムに登場するスペースコロニーのような話ですね。もしかすると、私たちが生きているうちにも人々が宇宙に移住する「宇宙世紀」が始まるのかもしれません。長生きしなきゃ!
 
Image Credit: Blue Origin
■Inside Jeff Bezos’ Secret Rocket Factory
http://www.space.com/32259-inside-jeff-bezos-secret-rocket-factory.html

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