ドローンがふわふわ空を飛び、電子メールを収集・配達する…。そんな「ドローンの郵便配達」とも言えそうなシステムをKDDIが開発しました。携帯電話が使えない被災地での電子メールによる安否連絡に役立つことが想定されます。
 
このシステムでは、ドローンにメッセージ蓄積中継システムとして「小型のサーバとWi-Fi通信装置」を搭載します。そしてドローンが被災地で電子メールを収集し、被災を免れた地域まで飛行し、インターネットに送信します。これはまさにドローンによる郵便システムですね! また、逆に被災を免れた地域から被災地へのメールの配達も可能です。
 
このシステムでは専用のアプリとメールアドレス、そしてメッセージ保管装置を利用します。ドローンは1台で複数拠点を回り、メールの送受信を行なうことも可能です。これまでも携帯キャリアは被災地に中継車を派遣して携帯インフラを復旧させてきましたが、被災状況によっては中継車が派遣できないこともあります。しかしドローンなら、車両が立ち入れない場所でも活躍することができます。
 
小型で機動性の高いドローンは、以前から災害現場での活躍が期待されていました。今回のドローンによる電子メールの収集・配達システムは、低コストかつ迅速な携帯インフラの復旧に一役買いそうですね!
 
Image Credit: KDDI
■無人航空機を活用したEメール配送システムを開発 ~災害時に孤立地域から安否連絡することを想定した実証実験に成功~
http://www.kddilabs.jp/press/2016/022502.html