米国の宇宙企業スペースX社は2月23日、通信衛星「SES-9」を搭載した「ファルコン9」ロケットを、米東部標準時2月24日18時46分15秒(日本時間2月25日8時46分15秒)に打ち上げると発表した。

打ち上げ可能な時間帯は90分間が確保されており、延期の場合は翌日以降となる。打ち上げの模様はスペースX社のWebサイト、YouTubeなどで生中継が予定されている。

今回の打ち上げでは、前回に引き続き、打ち上げ後のロケットの第1段機体を海上の船に降ろし、回収する試験が行われる。しかし、今回はロケットの飛行経路の問題で回収は難しいとみられており、スペースX社は自ら「成功する見込みはない」と明らかにしている。

スペースX社はロケットの低コスト化を狙い、打ち上げたロケットを回収し、再使用するための開発や試験を数年前から続けている。昨年末にはロケットを発射台に程近い陸上に着陸させることに成功しているが、それと並行し、ロケットを陸まで戻せない場合に、飛行経路の下にある洋上に浮かべた船の上に着地させて回収する試験も行っている。

船での回収は昨年1月と4月、そして今年1月にも行われているが、船の上空までに降りてくることはできたものの、甲板に激突、あるいは着地後に転倒するなどして機体が大きく破壊されており、完全な成功には至っていない。

Image Credit: SpaceX

■PRESS KIT: SES-9 MISSION | SpaceX
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/spacex_ses9_press_kit_final.pdf

 オススメ関連記事