2012年の金環日食では日本も大いに盛り上がりましたが、今年の2016年3月9日には日本でも部分日食が観測できます。次回に日本で観察できる日食は2019年1月6日ですので、今回のチャンスは逃さず抑えておきましょう。
 
今回の日食は、太陽が月によって隠されることで起こります。太陽が最も大きく隠れる時刻は那覇が10時29分19秒、京都が10時59分13秒、東京が11時8分27秒、札幌が11時18分12秒です。また隠れる面積は那覇が20%、東京が15%、札幌が5%と緯度が低いほど大きくなります。さらにインドネシアでは太陽のすべてが隠れる皆既食が観察できます。
 


 
なぜ場所によって太陽の隠れる面積が違うのかですが、これは太陽光の全てを月が隠せるのは一部地域だけだからです。そしてその周囲の地域では部分日食が、それ以外の地域では通常通りに太陽の光が届きます。2012年の金環日食でも、鹿児島県の屋久島や悪石島では皆既日食が観察できましたが、東京では部分日食が観察されました。
 
また、月の位置によっては太陽の全てが隠れる「皆既食」、月の陰から太陽が円のようにはみ出す「金環日食」、また時には経路によって皆既食と金環日食の両方が観察される「金環皆既日食」という珍しい現象も発生します。
 
なお、太陽は強い光を放っているため長時間凝視するのは危険です。日食の観察には専用の観察器具をご利用くださいね。
 
Image Credit: blueskyvineyard、enterprisemission
■3月9日は部分日食
http://www.nao.ac.jp/news/topics/2016/20160224-eclipse.html

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