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これまででもっとも大きいブラックホールが撮影された
 
つい先日にはブラックホールから発せられた重力波が観測され大きな話題になりましたが、今度はこれまでで発見された中では最大サイズのブラックホールがハッブル宇宙望遠鏡によって撮影されました。
 
このブラックホールは、地球から3億光年離れたかみのけ座にあるNGC 4889という銀河で撮影されました。ブラックホールは光をも吸収してしまうので直接観測することはできませんが、このブラックホールは太陽の210億倍もの質量を持っています。210億倍! もう想像できる単位の大きさを超えていますね。
 
見えもしないブラックホールの質量をどうやって計測するのか…ですが、これはブラックホールの周りの星の動きの速さを観測することで計測することができます。ブラックホールが重ければ、周りの星もすばやく動くってことですね。また、ブラックホールの大きさは1300億km、海王星の公転軌道の15倍の大きさになります。
 
現在このブラックホールは周囲の物体を飲み込んでいませんが、過去にはガスや塵、デブリを吸い込んでいました。大きさは違えど、こんなブラックホールがあちこちに点在する銀河と、その銀河が無数に集まってできている宇宙…。やっぱり宇宙のことを考えると眠れません。
 
Image Credit: NASA
■NASA Hubble Space Telescope snaps image of peaceful supermassive black hole
http://www.dispatchtribunal.com/nasa-releases-image-of-peaceful-supermassive-black-hole/15537/

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