ロシア「ソユーズ2.1b」ロケット、航法衛星「GLONASS-M」の打ち上げに成功

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ロシア航空宇宙軍は2月7日9時21分(日本時間)、航法衛星「GLONASS-M」を搭載した「ソユーズ2.1b/フリガートM」ロケットを、プリセーツク宇宙基地から打ち上げた。

ロシア国防省は打ち上げ成功と発表。その後米軍による観測でも、衛星が軌道に乗ったことが確認されている。

GLONASS-Mは、ロシア版GPSとも呼ばれるロシアの衛星測位システム「GLONASS」を構成する衛星の一つで、ロシアの衛星開発大手、レシェトニェーフ社によって製造された。

GLONASS-MはGLONASS衛星としては第2世代にあたり、今回が44機目の打ち上げであった。ただし、そのうち6機は打ち上げ失敗で失われており、実際に宇宙へ届いた衛星としては38機目となる。GLONASSMの打ち上げ時の質量は1415kg、設計寿命は約7年で、高度19,100km、赤道となす角度(軌道傾斜角)が64.8度の軌道を回る。

GLONASS-Mの打ち上げは今後も続くものの、現在より高性能な「GLONASS-K」衛星が開発され、すでに試験機も打ち上げられており、いずれは置き換えが進むことになっている。

今回の打ち上げ成功により、現時点で軌道上にあるGLONASS衛星は28機となった。そのうち23機が定常運用に就いており、今回打ち上げられた衛星も動作試験を終えた後に定常運用に入る。また3機が機能確認中で、2011年に打ち上げられたGLONASS-Kの試験機が1機、軌道上で試験を続けている。

Image Credit: Ministry of Defence of the Russian Federation

■Спутник российской навигационной системы «Глонасс-М» выведен на целевую орбиту ракетой-носителем «Союз 2.1б» с космодрома Плесецк : Министерство обороны Российской Федерации
http://function.mil.ru/news_page/country/more.htm?id=12076928@egNews

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