防衛省の防衛装備庁は1月28日、三菱重工業と研究している先進技術実証機について、「X-2」の型式を与えたと発表した。

初飛行は今年2月中旬以降に予定されており、愛知県にある県営名古屋空港を離陸し、航空自衛隊岐阜基地に着陸する計画だという。

先進技術実証機「X-2」は、将来の戦闘機開発に必要となる、新しい技術の実証やデータ収集を目的とした機体。

たとえば機体形状はステルス形状を採用している他、電波を吸収しやすい素材も使用することでレーダーに映りにくくなっている。また機体構造には新しい複合材が採用されており、ジェット・エンジンも国産のものを搭載。さらにエンジンは噴射ガスの向きを変えられる推力偏向パドルをもち、飛行制御コンピューターと組み合わせることで、空中で高い機動性を発揮することもできる。

開発は2009年度から始まり、機体を三菱重工、エンジンをIHIが担当している。

X-2そのものには戦闘機としての能力はなく、今後飛行試験を繰り返し、その結果を基に、次世代の日本の戦闘機開発をどのような形で進めるかが判断されることになる。

Image Credit: 防衛省

■『実証機お知らせ』(最終)渉外室送付 – pinup280128.pdf
http://www.mod.go.jp/atla/pinup280128.pdf